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2025年03月12日  ハンコは大切なものです

開運印鑑の英信堂、3代目です。
ご来店されるお客様の中に、既製品の認印で実印にするという方がいます。その理由として、脱ハンコでいずれハンコは要らなくなるからという理由でした。
以前より何度も申していますが、「脱ハンコ」は行政手続き上での無駄な押印を見直す事です。
それが、脱ハンコから押印廃止と言う言葉にすり替わり、あたかも全てのはんこがなくなるかと言う誤解に繋がってしまいました。
今一度、2020年11月5日の加藤官房長官の定例会見の内容をお伝えしたいと思います。

 ・国民の皆さんの利便性を向上させる観点から、行政手続きにおける不要な押印の廃止を進めている。
 ・印章、ハンコ自体を廃止すると誤解があるとすれば、それは政府の真意ではない。
 ・実印や銀行印など本人確認や意志の担保において必要不可欠な印章については印鑑登録制度などに基づき、今後とも残していく。
 ・廃止するのはあくまで不要な押印、印章・ハンコ自体が廃止とすることではないと言うことを、国民の皆さんにもご理解頂き、また関係業界の皆さんにも政府として丁寧な説明を行っていきたい。

繰り返しお伝えしている事ですが、ハンコはなくなりません。
デジタル化は間違いなく進みますがアナログも必ず残っていきます。
この世の中の全てがデジタルに置き換わることはできないと思います。
デジタルとアナログの対立ではなく、共存と言う観点で考えていきたいですね。
あとハンコを押印する理由についてですが、多くの方が「押印は本人確認」と思われているようですが、それは誤解で、そもそもはんこに本人確認機能は備わっていません。
鈴木と言うハンコを持っている方が鈴木さんとは限りません。
であるならば、なぜ本人確認機能もないのに押印を求められているのか。
それはハンコには意思の確認、意思の担保という重要な役割があるからです。
様々な手続きや契約では契約相手が本人であること、そして本人が自分の意思で望んで契約しているという事実が必要となります。
ハンコを押すことは「私は確かにこの契約に同意しました」、「自らの意思でこの手続きをします」のような意思を証する意味がありますよ。
そんな大切なハンコは、当店の五行姓名判断を基に作る開運印鑑がおススメです。開運印鑑で幸運を引き寄せましょう(^^)/

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